郷土出版のハーベスト出版は平成3年5月8日に設立いたしました。島根県松江市を拠点として、山陰・出雲のコンテンツにこだわり、地域の作家による本を出版しています。メニューの「カテゴリーから選ぶ」で本を選択してご購入ください。個人出版の本も制作いたします、ショップ内でも販売することができますのでお気軽にご相談ください。
書籍一覧(本をクリックすると買い物カゴに移動します)
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『回顧録 松江市政20年』-歴史と文化、水辺を活かしたまちづくり
¥1,320
回顧録 松江市政20年 -歴史と文化、水辺を活かしたまちづくり 松浦正敬(前松江市長) 著 定価1,320円(本体1,200円+消費税120円) 四六判、並製本228ページ ISBN978-4-86456-499-1 C0031 ー・ー・ー・ー・ー 郷土松江への思いを込めて。 高い志と温かいまなざしで市政に取り組んだ20年。 市長を退任して1年ほど過ぎたころ、市史編纂関係者の方々から、回顧録を書いてみないか、というお誘いがありました。これから無為に毎日を過ごし人生の最後を迎えるのも寂しい限りだ、などと漠然と考えていたところでしたので、20年10か月の市長生活で思いつく出来事を書き残し、それが私の生き方にどんな影響を与えてくれたのかを思い返してみるのもいいかもしれない、すこしでも気持ちを充実させることができるかもしれないと考え、回顧録を書いてみようと思いました。(中略) ・・・大半が、事実の羅列ではなく、私の偽りのない思いや感情を表現したものです。したがって、感情が高ぶって、一部きつい表現になっているところもあるかと思いますが、どうかお許しをいただきたいと思います。(はじめにより) <目次> はじめに 松江市長就任 市長就任時の課題 松江・八束8町村との合併 中海・宍道湖・大山圏域市長会 行財政改革 人口減少対策 ルビーシティ松江 松江のこれからの産業 松江城天守の国宝化 松江市史編纂事業について 松江歴史館 松江市の観光 宿泊税 国際交流 原子力発電所 新体育館の建設とスサノオマジック 歴史と文化を活かしたまちづくり 市民・議会・職員 社会人50年、忘れえぬ方々 おわりに
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『砂の器』と木次線
¥1,980
『砂の器』と木次線 村田 英治(著) 四六判 並製本 322P 定価1,980円(本体1,800円+税) ISBN 978-4-86456-496-0 C0036 ¥1800E 2023年12月15日 初版発行 2024年 2月 1日 第2刷発行 2024年 3月 10日 第3刷発行 あの伝説の名シーンは、いかにして生まれたのか? 日本映画屈指の名作『砂の器』公開から50年。 膨大な資料と証言から浮かび上がる、1974(昭和49)年の島根・木次線沿線ロケの実相。 風土・人・時代と作品との関わりから、ローカル鉄道と地域の記憶をつなぐ。 --- 第1章 「亀嵩」はどう描かれたのか 映像の中の「亀嵩」/今西刑事編/本浦父子編 第2章 1970年代の木次線と地域 なぜ駅にそば店ができたのか/木次線 激動の歩み/「持ち直し」の時代/合理化で変わった駅の姿 第3章 なぜ「亀嵩」が舞台になったのか 松本清張と亀嵩/リアルな出雲弁の秘密/映画化までの紆余曲折 第4章 地域の記憶をつなぐ 町にロケがやってきた/役場とエキストラ/意外なつながり/ヤマ場となった下久野ロケ/記憶を伝える宿/見えてきたもの/その後 --- 著者:村田 英治 1965年、島根県仁多郡横田町(現・奥出雲町)に生まれる。 小学生の時、地元の木次線・八川駅で『砂の器』ロケに遭遇。 1988年、NHK入局。ディレクター、プロデューサーとして番組制作に携わる。 2022年に退職、執筆活動に取り組む。
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石見銀山史伝
¥1,320
『石見戦国史伝』『浜田城史伝』につづく石見国歴史小説シリーズ第3弾! 石見銀山を取り巻く歴史を著者独自の視点で紐解いていく物語、7編収録。 「新たな銭をこの信長が、な」(織田信長) -「『撰銭令』 織田信長 本能寺対談」より 群雄割拠の戦国時代、貨幣経済もまた大いに乱れていた。 永楽銭、鐚銭、丁銀、海外交易、そして石見銀山。 自らの夢を叶えるため、 戦国の世を駆けた人々の壮大な物語。 田中 博一(著) 新書判(106*173)、362ページ、並製本 ISBN978-4-86456-481-6 C0293 定価 本体1,320円(本体1,200円+消費税120円) 2023.9.30発刊 < 目 次 > 『銀峯山』 三島清右衛門 大森銀山再発見 『銭之病』 神屋 寿禎 大森銀山隆盛 『撰銭令』 織田 信長 本能寺対談 『餓エ殺(かつえごろし)』 吉川経家 鳥取城籠城戦 『琉球守』 亀井 茲矩 鳥取城攻略戦 『夢幻如』 神屋 宗湛 本能寺の変 『銀柵内』 安原 因繁(よりしげ) 大森銀山覚書 戦国時代の大森銀山は、多くの人々が関わってつくりあげたものでありますが、その後の大規模開発によってその実像が伝わりにくいものになっています。多くの名もなき人々が大森銀山を支えており、銀山を再発見した神屋寿禎も銀山の経営者、山師になったとの記録はありません。神屋寿禎にとって大森銀山の開発、経営は目的ではなく、大森銀山を手段としてさらに大きな目的に向かっていったからではないでしょうか。 世界遺産、石見銀山を訪れた際には、その壮大な夢を感じ取っていただければと思います。(本文より) < 著者プロフィール > 田中 博一 昭和48年(1973)島根県邑智郡邑南町(旧浜田藩)生まれ。 前著に『石見戦国史伝』『浜田城史伝』があり、石見地方の歴史、遺跡の紹介につとめる。島根県浜田市在住。
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Solving Problems in FLUID ENGINEERING
¥1,650
Solving Problems in FLUID ENGINEERING 技術開発や国際会議の場で国際的に活躍できる技術者の育成を目指した、基本的な流体工学の知識を有する学生が利用するための英語による演習書 発行 2023/3/27 ISBN 978-4-86456-460-1 判型・ページ数 A5・116ページ 定価 1,650円(本体1,500円+税) ■著者 アラム・アシュラフル、稲垣 歩、尾形 公一郎、奥原 真哉、菊川 裕規、上代 良文、鈴木 隆起、高尾 学、武内 秀樹、田中 禎一、早水 庸隆、福森 利明、細谷 和範、前田 英昭、安信 強、渡辺 幸夫 ■目次 第1章 流体の性質 第2章 流体の静力学 第3章 流体の動力学 第4章 管路内の流れ 第5章 抗力と揚力 第6章 次元解析および相似則 ■内容 第1章 流体の性質 この章では,流体の基本的性質として,圧縮性流体(compressible fluid)や非圧縮性流体(incompressible fluid)および理想流体(ideal fluid)の定義を理解する.また,国際単位系(International System of units; SI)を確認したうえで,流体の性質を表す各種物性値として,密度(density),単位体積当たりの重量(specific weight),比体積(specific volume),比重(specific gravity),圧縮率(compressibility),体積弾性係数(bulk modulus),粘度(viscosity)および動粘度(kinematic viscosity)の定義と算出方法を学ぶ.さらに,ニュートンの粘性法則(Newton’s law of viscosity)および表面張力(surface tension)に関して,演習問題を通して学ぶことにする. 第2章 流体の静力学 流体の静力学(fluid statics)では,流体中の相対運動や粘性(viscosity)の影響が生じないものとして,面に垂直な圧力による表面力(surface force)と重力などの物体力(body force)を考えて,問題を取り扱う.この章では,演習問題を通して,圧力の一般的性質,パスカルの原理(Pascal’s principle),静止流体の圧力変化,マノメータ(manometer),壁面に作用する液体の力,相対的静止およびアルキメデスの原理(Archimedes’ principle)や浮力(buoyancy),浮揚体について学ぶ. 第3章 流体の動力学 流体の運動,すなわち流れにおいては,静止している流体に作用する圧力と重力による力に加えて,流体には慣性力(inertia force)や粘性力(viscous force)などが作用するため,流れの解析は複雑化する.しかし,対象とする流体を理想流体と仮定したり,流れが定常流であったりする場合,流れは簡単に取り扱うことができる.この章では演習問題を通して,流れを力学的に取り扱うために必要な基礎式である連続の式(equation of continuity),ベルヌーイの式(Bernoulli’s equation)および運動量方程式(equation of momentum)を学ぶ. 第4章 管路内の流れ この章では,流れをレイノルズ数(Reynolds number)によって層流(laminar flow)と乱流(turbulent flow)に区別できることや,管路内流れにおける層流や乱流の場合の管摩擦損失(pipe friction loss / friction loss in pipe flow)について演習問題を通して学ぶことにする.また,管路における各種の損失についても学ぶ. 第5章 抗力と揚力 この章では,流れに相対的に運動する物体周りの流れ(外部流れ, external flow / immersed-body flow)における境界層(boundary layer),はく離(separation) ,後流(wake)について理解するとともに,流れの向きに働く力(抗力, drag)と流れに直交する向きに働く力(揚力, lift)について演習問題を通して学ぶことにする.また,自動車のボディや航空機,流体機械の翼に働く抗力と揚力についても学ぶ. 第6章 次元解析および相似則 流体を扱う実験で得られた結果を用いて,模型(model)と実物(prototype)のように物体の寸法が異なる場合や流体の種類が異なる場合など,異なる流れの現象を推定するためには,次元解析(dimensional analysis)と相似則(similarity law)を適用して系統的に実験を行う必要がある.この章では,次元解析および相似則について学ぶ.
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余白の中で。
¥1,320
余白の中で。 発行:島根県飯南町 企画・編集:飯南町まちづくり推進課 販売:ハーベスト出版 B5判 84ページ 定 価:1,320円(本体価格1,200円+消費税10%) ISBN 978-4-86456-459-5 「都会にはない、田舎の良さを発信しよう」 実は、この本にも、この町にも人にも、そういう「気負い」のようなものがあまりない。 訪れた誰か、町に住む人々、研究者、それぞれの視点から見つめた、町の「今」の記録。 旅の記憶 / 町の記録 / 余白あります。 /(論考)町を考える
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論集 松江城Ⅰ
¥3,850
論集 松江城Ⅰ 発行:松江市 編集:松江市 松江城・史料調査課 販売 ハーベスト出版 A4判 298ページ 定 価:3,850円(本体価格3,500円+消費税10%) ISBN 978-4-86456-457-1 ー ー ー ー ー 蓄積された松江城研究の成果をまとめる! < 松江城研究の「最前線」> 松江市では、松江城の国宝化をめざし、専門家による調査研究を進め、国宝化につながる多くの成果がもたらされた。国宝指定後も調査研究は継続され、貴重な学術的な考察が発表された。また、松江城を含む国宝5城天守の世界遺産登録を目指して、松本・犬山両市との共同研究なども進めている。 『論集 松江城Ⅰ』は、城郭研究の第一線で探究にあたる専門家が、最新の研究成果をまとめた論文集。 ◆ 主な内容と執筆者 ◆ 第1章 近世城郭としての松江城 ・日本城郭史における近世松江城 (中井 均 滋賀県立大学名誉教授) ・世界の城郭と日本の城郭 ―16・17世紀フランスから見た「城」の東西比較― (三宅理一 ICOFORT国際城塞軍事・遺産学術委員会日本代表、東京理科大学客員教授) ・日本建築史における天守建築 ―高層化を支えた建築技法― (清水真一 徳島文理大学文学部教授) ・幕府収納国絵図から読み解く近世城郭 ―幕府収納出雲国絵図に記された「古城」と近世初頭の本・支城体制について― (稲田 信 元松江市歴史まちづくり部次長) (西尾克己 元島根県古代文化センター長) 第2章 天 守 ・初期松江城天守の外観変化について ―修理経過を通して見る松江城天守の変容― (和田嘉宥 米子工業高等専門学校名誉教授) ・初期松江城天守の位置付け (金澤雄記 広島工業大学工学部准教授) ・松江城天守の構造的特色 ―天守は最上階祭祀空間のための高層建築― (山田由香里 長崎総合科学大学工学部教授) ・堀尾氏領有期の浜松城 (鈴木一有 浜松市創造都市・文化振興課生涯学習担当課長) 第3章 城郭及び城下町 ・近世城郭の虎口構造について ―城絵図からの構造分類を中心として― (中井 均 滋賀県立大学名誉教授) ・山陰三城の御殿建築 (金澤雄記 広島工業大学工学部准教授) (小林久高 島根大学総合理工学部准教授) ・陸軍と松江城 (三宅理一 ICOFORT国際城塞軍事・遺産学術委員会日本代表、東京理科大学客員教授) ・「堀尾期松江城下町絵図」からみた近世初期における松江城下町の空間的特性 ―新出史料を加えた再評価と絵図の科学的分析の必要性― (大矢幸雄 元島根県立浜田高等学校校長) (渡辺理絵 山形大学農学部准教授) ・松江城下町と同時代建設の城下町 (松尾信裕 元大阪城天守閣館長) ・松江城石垣の石材調達 ―採石地と矢穴技法を中心に― (乗岡 実 元岡山市教育委員会文化財課課長) ・出雲地域における 16 世紀後半から 17 世紀前半の陶磁器編年 ―富田城関連遺跡群と松江城下町遺跡を中心として― (小山 泰生 公益財団法人松江市スポーツ・文化振興財団埋蔵文化財課調査係長) (西尾克己 元島根県古代文化センター長) ・松江城下の堀の管理に関する史料紹介 (小林准士 島根大学法文学部教授) ↓ こちらから立ち読みOK! ↓ https://tprint.co.jp/wptprint/ebooks/ronsyu1/?pNo=1
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刀剣 ―武器から読み解く古代社会-
¥1,980
「古墳時代の刀剣類」をテーマに、古代歴史文化にゆかりの深い14県(埼玉県、石川県、福井県、三重県、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、福岡県、佐賀県、宮崎県)が連携して、3年半にわたる調査研究の成果を取りまとめたものです。 武器であるとともに、所有者の権力、階層性、精神性などを象徴する器財とも考えられてきた古代の刀剣類。 大量に出土するものの目立たない存在であった刀剣類全般に注目し、 研究の現状、各種刀剣類の種類や概要、金属製武器の導入から古墳時代以前の刀剣類の様相、古墳時代の刀剣類をめぐる個別課題など、知られざる古代の刀剣の深層に迫った一冊です。 「古代歴史文化協議会」が、令和元年度から調査研究を行った「古墳時代の刀剣類」の成果を一般向けに書き下ろした書籍で、 大阪歴史博物館で開催される特別企画展「刀剣 ~古代の武といのり~」の図録としても使用されます。 ■古代歴史文化協議会 島根、鳥取をはじめ古代史にゆかりの深い埼玉、石川、福井、三重、兵庫、奈良、和歌山、岡山、広島、福岡、佐賀、宮崎の14県で構成。 2014~18年度は古代の玉をテーマに共同研究を実施した。刀剣の研究は19年度から実施し、各県の出土品を比較検討。地域の特徴や交流の実態を明らかにしながら、古代社会の成立過程に迫った。 古代歴史文化協議会(編) A5版、並製本、260ページ、オールカラー ISBN978-4-86456-443-4 C0021 2022.10.11発刊 ◆目次◆ 刊行にあたって 古代歴史文化協議会会長 島根県知事 丸山達也 第1章 刀剣とは何か 1 共同研究「古墳時代の刀剣類」…8 2 本書で扱う刀剣類とその概要…9 3 文献資料からみた刀剣の役割…19 第2章 刀剣類の姿 1 剣…24 2 素環頭大刀と直刀…27 3 装飾付大刀…31 4 ヤリ…39 5 矛(鉾)…42 第3章 鉄製武器の出現 ─弥生時代中期〜後期─ 1 金属製武器と弥生社会…46 2 大陸との交流…50 ◆コラム1 埋納された武器形祭器…59 3 弥生墳丘墓の刀剣類の副葬…63 ◆コラム2 竪穴建物から出土した鉄矛 ─鳥取県中尾遺跡─…67 第4章 弥生墳丘墓から古墳へ ─弥生時代後期〜古墳時代前期─ 1 刀剣類副葬の地域差…71 2 刀剣類副葬の祭祀…86 3 集落出土の刀剣類…96 4 刀の受容…102 5 対外交流を示す刀剣銘文…108 ◆コラム3 直刀の国産化…113 第5章 巨大古墳の時代 ─古墳時代中期─ 1 副葬された鉄製武器…116 2 刀剣類の生産…143 3 刀剣類をめぐる中期の変化…164 4 特異な剣 ─蛇行剣─…169 5 刀剣から探る対外交流…174 第6章 金色の大刀の時代 ─古墳時代後期〜飛鳥時代─ 1 古墳時代後期・飛鳥時代 ─その時代背景─…180 2 横穴式石室と刀剣類副葬…185 3 装飾付大刀の展開…191 4 古墳時代後期の首長…196 5 副葬品が示すもの…203 ◆コラム4 宗像の巨大頭椎大刀…211 6 刀剣からみた王権と地域間関係…213 7 広域交通と刀剣副葬古墳…223 8 祭祀具としての刀剣…229 9 古墳時代刀剣類の終焉…233 おわりに ─古墳時代の刀剣類研究のゆくえ─…237 主な参考文献…241 写真提供・図出典…245 主要遺跡地図…249 刀剣類に関わる年表…250 古代歴史文化協議会加盟14県の主な装飾付大刀出土遺跡…252 古代歴史文化協議会加盟14県の展示施設…254 古代歴史文化協議会の構成と歩み…256 協力機関・協力者・執筆担当県(執筆者)一覧…258
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松江日乗 古本屋差し入れ日記
¥1,650
店主の日記につづられた、 松江の小さな古本屋 冬營舎の物語。 『松江日乗 古本屋差し入れ日記』 イノハラカズエ(冬營舎) 著 並製本 258ページ サイズ/四六判 978-4-86456-435-9 発刊:2022.9.1 =・=・=・=・= 島根県松江市にひっそりとたたずむ古本屋「冬營舎」は、 ちっとも本が売れないけれど、毎日のようにお客さんから「差し入れ」が届く不思議な本屋。 個性あふれるお客さんとの交流を綴った店主の日記。 二月十八日(木) 晴れ はす向かいの七福さんが、「一年だね」とケーキをとどけてくださる。 開店の挨拶のときに、開口一番、「場所が悪い」と言われた。それから、あのやぶにらみの目つきで、わざとかと怪訝そうにきかれた。そんな人通りのない路地に長年店をかまえている七福さんは、営業中に店名を染め抜いた暖簾がかかるだけで看板はないが、知る人ぞ知る予約制の懐石料理の店。 冬營舎のある通りはガラエ丁という。その昔、松江城築城の物資を運んだときの音からとも、ダンガラ染からきたともいわれている。南側の末次公園の先は宍道湖で、北はすぐお堀。猫やあなぐまが通りかかり、すずめが集うのどかで静かないい路地。このあたりでは路地とはいわず、小路(しょうじ)という。 アキミさんより卵一パック。 イナダさんより本。 ルリコさんより煮しめ。 マサエさんからはきたがきの手羽焼きとコロッケをいただく。今日は差し入れ日和。 ↓ こちらから立ち読みOK! ↓ https://saas.actibookone.com/content/detail?param=eyJjb250ZW50TnVtIjoyMTMwNTh9&detailFlg=0&pNo=1 =・=・=・=・= ●著者プロフィール イノハラ カズエ 広島県生まれ。各地を転々としたのち、松江が気に入り住みつく。 2015年より冬營舎店主。 古本冬營舎 島根県松江市西茶町90−8 ブログ http://books-toeisha.jugem.jp
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マーケティングコミュニケーションのまんなか
¥1,320
深谷信介氏の弊社5冊目の新著「マーケティングコミュニケーションのまんなか」が発売となりました。創造する現場の具体的な手引書として、備えるべきは「視点視座」と著者は言います。 大手広告代理店から教育現場へと舞台を変えて、新たな活動を始めた著者がこれまで蓄えたノウハウ満載の著。 どんなくらし・学びでも・備えるべきは視点視座 Perspective。 さあ、創造する現場へ。 ISBN978-4-86456-434-2 C3063 四六判、並製本92ページ 1,200円+税 <目次> ☆はじめに 1 所在地 2 情報・ノイズ TipsA:マーケティング 3 基本設計blueprint 4 バームクーヘン構造 5 基本設計を深掘る TipsB:3種の神器? 6 逆読みーデコンストラクション 7 徹底的に深い事例研究ー本物を覗く 8 広告と広報 TipsC:4Pのうつろい 9 3つの実践ドリル 10 段階 11 混ぜ方 TipsD:アート・デザイン 12 今と昔とこれからと ☆おわりに <著者:深谷信介> ノートルダム清心女子大学 人間生活学部教授、名古屋大学未来社会創造機構特任教授 メーカー・シンクタンク・外資系エージェンシー・広告会社などを経て現職・多業家。 企業役員・アドバイザーなどを梃子に多拠点で活動。 Beyond marketingを掲げリベラルアーツ実践研究を行う。
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#プレボン!
¥2,750
#プレボン! いますぐ使えるプレゼンテーションTips集 ノートルダム清心女子大学人間生活科学部教授 名古屋大学未来社会創造機構特任教授 深谷信介 A5判ヨコ、並製本122ページ 定価:2,750円(本体2,500円+税10%) ISBN978-4-86456-416-8 C2063 ¥2500E 2022.3.31発刊 圧倒的勝率を叩き上げつづけてきた敏腕プレゼンターが、数十年かけて培った珠玉のノウハウを、2ページ見開き簡潔型で一挙公開。 プレゼンの心構えからマル秘裏ワザテクまで、ツボを押さえクリアにまとめた今すぐ使える全54tips掲載! 【contents】 #0はじめに プレゼン下手だった私から、みなさんへ。 #1プレゼンとは? tips.1 人の前で話すこと、それがプレゼンです。 tips.2 プレゼンは、ライブである。 tips.3 自由演技である、規定演技ではない。 tips.4 説明ではありません。報告とも違います。 tips.5 構成要素は、たったの5つ。 tips.6 手口は3つ。 tips.7 話す前から、はじまっている。 tips.8 話しことば・自分ことばが活きます。 tips.9 とにかく微笑む。とにかく笑う。 tips.10 想定外を標準装備する。 tips.11 究極ゴールはしゃべりのみ。 #2 場 tips.12 味方にする。 tips.13 まず場の雰囲気を感じよう。 tips.14 ぐるっと、会場を歩いてみる。一番うしろの席に座って、聴衆になる。 tips.15 会場を立ち去るまでが、場ヂカラの威力。 tips.16 始まったら、その場ヂカラを信じる。 #3 聴 tips.17 ひとを知る・参加者を知る。リストは、もらう。 tips.18 一人の聴衆になってみる。 tips.19 寄り添う話し方が、ある。 tips.20 味方をみつける。左右斜め3列目あたりにきっといる。 tips.21 多くの聴衆のたった1人の味方のために、全力を尽くす。 #4 話す tips.22 3つのV で、できている。 tips.23 言い切る。 tips.24 シツコク、ナンドデモ、クリカエス。 tips.25 話さない、は割と聴く。 tips.26 練習は、極力しない 。話原稿は、作らない。 tips.27 まるで音楽のように ♪ tips.28 聴き手の数でも、話しっぷりは変わる。 tips.29 自然と、動く。語りかけると繋がってくる。 #5 中身 tips.30 3つ、多くて5つ。 tips.31 具はクリアに。シンプルではなく、クリアに。 tips.32 パズルのように1枚ずつ並べてみると、関係性がみえてくる。 tips.33 目次とノンブルは、マスト。 tips.34 資料と投影スライドは、別物・別腹。 tips.35 内容は、話とスライドでうまく分担・融合する。 tips.36 緊張するのは、何かが足りないサイン。 #6 映スライド tips.37 机のイスをひき、少し遠くから画面をみてみよう。きっとレイアウトにこだわりたくなるはずだ。 tips.38 投影スライドを、あなたの一番の応援団にする。 tips.39 空間配置には、意味がある。 tips.40 3次元ポスター、なのだ。 tips.41 文字・画像・映像・音声・色、使える素材はこの5種類だけ。 tips.42 余白が語るのだ。 tips.43 ビジュアルは語る。 tips.44 テンプレートは優れもの。アニメーションは・・・ tips.45 プレゼンも顔がいのち。表紙・ラストにひと工夫を。 tips.46 お手もと資料は、ほぼ捨てられる。 tips.47 さあ、スライド制作虎の巻集です。 #7 本番直前裏ワザ必殺ワザ tips.48 目を見張る、声を張る、微笑む。普段よりちょっとだけ。 tips.49 目を見ずに、目をみる。 tips.50 舌をぐるぐる、口を大きめに。指使いでラクにする。 tips.51 当日、こちらから声をかける。 tips.52 その場限りを、御旗に。 tips.53 ビビったら、満員電車を思い出そう。 tips.54 いまここに集まってくれた目の前の「ひとり」に、精一杯の感謝を込めて。 tips.55 あなただけの必殺ワザどんどん書き込んでください。 #8 おわりに ひとは気持ちで情報を受け取る。 #9 推薦のことば
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はじめのはじまり
¥1,100
企画・編集:特定非営利活動法人 中村元記念館東洋思想文化研究所 A5判、並製本、142ページ ISBN978-4-86456-415-1 C0037 2022.3.1初版発刊 インド哲学・仏教学者 “中村 元”博士の少年時代の作文集 島根県松江市殿町に生まれた中村元博士。 幼少期をいかに学び、過ごしたのか… 「東洋思想の世界的権威」「知の巨星」と称された博士が 関東大震災、世界恐慌、満州事変と、世界が目まぐるしく変わっていった 少年時代(12歳~20歳の頃)に書いた作文を掲載しています。 難しい試験を合格し、中学校に入学したにもかかわらず大病を患い留年。 そこからどう気持ちを切り替えたのか…? 元少年の夏休み、どんな景色やものを見たのか、旅の思い出 ぜひ、中村元博士が感じたものの片鱗にふれてみてください。 < 目 次 > はじめに この本の構成について 当時の学校制度 第一章 『この受験地獄も誠に一大災禍である』 第二章 不安、絶望、諦め、そして希望へ… 第三章 大切な人たちとの記憶 ー中村元少年を取りまく人々・出来事- 第四章 中村元少年の夏休み 第五章 中村元少年の見た景色・もの 第六章 旅の思い出 第七章 思想家としての片鱗 中村元少年の読書リスト 中村 元(なかむら はじめ) 1912年、島根県松江市に生まれる。インド哲学者、仏教学者、比較思想学者。 東京大学名誉教授、比較思想学会名誉会長、日本学士院会員等歴任。財団法人東方研究会・東方学院創立、学院長就任。勲一等瑞宝章、文化勲章受章。松江市名誉市民。1999年、逝去。 《著書》『インド哲学思想』全5巻、『東洋人の思惟方法』、『比較思想論』、『ブッダのことば』(翻訳)、『[決定版]中村元選集』全40巻 他多数。
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ふるさとの風景~海と山にいだかれた本庄~
¥1,100
SOLD OUT
原田知幸(著) A5判(ヨコ)、並製本、102ページ ISBN978-4-86456-396-3 C0072 2021.9.1初版発刊 原田知幸 昭和23年松江市本庄町生まれ。 昭和42年松江北高校卒業。 昭和47年島根大学文理学部理学専攻科(物理学)修了、同年気象庁に入庁。 気象庁および気象衛星センターで静止気象衛星業務(ひまわり1号~5号の運用および観測データからの予報業務支援資料作成)に携わる。平成11年以降、大阪管区気象台、広島地方気象台で観測業務、予報業務、防災業務に従事し、平成21年地方奈良気象台長で定年退職。 退職後数年間は自治体、公民館、各種団体等を対象に防災講演を行うとともに、地域の諸団体や公民館のまちづくり事業に参加して現在に至る。
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出雲国神仏霊場巡り-心の旅- 改訂版
¥1,320
藤岡大拙(著)・槇原郁朗(画) A5判、並製本、102ページ ISBN978-4-86456-376-5 C0026 2021.4.14改訂初版発刊 日本で初めて神仏を超えて連携した「出雲國神仏霊場」。 「ご縁」を尊び、「和」の心の大切さを伝える20社寺を訪ねたエッセイ集。 社寺の歴史やみどころが、品格ある文章と鮮やかな水彩画で綴られます。 藤岡大拙 昭和7年生まれ。 京都大学文学部卒業。 同大学院文学研究科修士課程修了。 島根県立女子短期大学名誉教授。 出雲市立荒神谷博物館館長。 NPO法人出雲学研究所理事長。 出雲市斐川町在住。 槇原郁郎 昭和10年生まれ。 元島根県立高校美術教諭。 画家(国画会準会員)。 島根県出雲市在住。
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出雲の神楽をささえる「林木屋」
¥2,200
勝部一郎(編) A4判 116p 並製本 ISBN978-4-86456-375-8 C0021 2021.3.31初版発刊 神楽の神楽面・衣装などを貸元として支えた林木屋の神楽面を資料とともに掲載し、古代出雲歴史博物館の調査の報告や論考などを掲載。 ◆目次 ごあいさつ 1.神楽面(勝部一郎氏所蔵) (1)命面 (2)姫面 (3)翁面 (4)媼面 (5)茶利面 (6)鬼面 (7)蛇頭 (8)その他 2.神楽面(見々久神楽保持者会蔵) 3.神楽面(神西神楽保持者会蔵・個人蔵) 4.神楽衣装 5.神楽面リスト 6.神楽衣装リスト 7.その他の神楽小道具 出雲市の神楽面・衣装について 藤原宏夫 出雲の神楽をささえる 品川知彦 「郷愁」笛や太鼓の響く里神楽の祭り 井上幸雄
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日本書紀と出雲観
¥2,200
島根県古代文化センター(編) A4判 300p 並製本 ISBN978-4-86456-374-1 C0021 2021.3.31初版発刊 (島根県古代文化センター研究論集第26集) 日本書紀と出雲の関わりについて、古代から近現代に至る1300年間を総覧しようとした研究の成果をまとめた論文集。 本書はこのような『日本書紀』と出雲の関りについて、古代から近現代に至る1300年間の課程を総覧しようとした研究の論文集で、文学・歴史学・民俗学など様々な視点から20本の論文を収録。 【内容紹介】 ■研究事業の経過と概要 ■序論 「出雲」をめぐる思想史的展開─研究史の整理─/佐藤雄一 ■第一部古代の出雲観─古代王権と「出雲」─ ・古代の氏族伝承と出雲/佐藤雄一 ・『日本書紀』神代巻と『出雲国風土記』/伊藤剣 ・『先代旧事本紀』の出雲観─大己貴神の大三輪神化と杵築社の祭神変更─/伊藤剣 ・『日本書紀』と「出雲国造神賀詞」『出雲国風土記』の国譲り/佐藤雄一 ■第二部中世の出雲観─変容する記紀神話と「出雲」─ ・中世の日本書紀註釈における出雲観─『釈日本紀』にみる「出雲」の文字列から─/渡邉卓 ・古代・中世の佐太神社と『出雲国風土記』/平石充 ・『佐陀大社縁起』の比較検討/松尾充晶 ・「八岐大蛇退治図」の図像的分析─日本書紀と出雲の邂逅─/岡宏三 ・中世における神集い信仰/品川知彦 ■第三部近世の出雲観─再解釈される「出雲」─ ・中近世出雲における『出雲国風土記』の受容と『日本書紀』/髙橋周 ・素戔烏流(出雲流)神道の形成と神祇書の相承─近世における中世神道の展開─/大東敬明 ・近世杵築周辺の〝神学〟/西岡和彦 ・出雲国における宝物開帳とその展開─須我神社三十三年目宝物開帳を事例として─/面坪紀久 ■第四部出雲国造北島家自重館文庫 ・自重館文庫成立史─北島国造家と垂加神道─/西岡和彦 ・自重館文庫本『出雲国風土記』の系譜/髙橋周 ■第五部近現代の出雲観 ・近代史学史からみた「古代出雲」観の変遷/田中聡 ・近代の「出雲」観の解明に向けた覚書/品川知彦 ・大本の聖師、出口王仁三郎が見た出雲/松尾充晶 ・『日本書紀』注釈史と折口信夫の「出雲」─読み替えられた「出雲神話」をもとめて─/斎藤英喜 ■あとがき─歴史的に、出雲はどのような地域と観念されてきたのか、それはなぜか─
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影印 出雲風土記鈔
¥1,650
島根県古代文化センター (編集) A4判、129ページ、並製本 2021.3.31初版発刊 ISBN978-4864563734 江戸時代前期につくられた出雲風土記鈔は、出雲風土記全体について、本文校訂や詳細な注釈をほどこした最初の注釈書として知られています。著者である岸崎佐久次は、松江藩の役人として、出雲国風土記登場地の緻密な現地調査と地名比定を行っており、現代まで連なる出雲国風土記の研究の原点ともいえます。とりわけ古代出雲歴史博物館が所蔵する出雲風土記鈔の写本は、岸崎の求めに応じて添削を行った松林寺宏雄の手元にあった本である可能性が高く、多数の添削の跡が確認できるなど、出雲風土記鈔の成立を考えるうえで非常に貴重な史料です。(「序」より)
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浜田城史伝
¥1,210
田中博一(著) 新書判、並製本、368ページ ISBN978-4-86456-393-2 C0293 2021.6.10初版発刊 浜田城の起こりから廃城までをテーマに、浜田城を取り巻く人々の姿を史実によりながらいきいきと描く歴史小説。 著者田中博一氏は島根県職員のかたわら、島根県民文化祭散文部門で受賞するなど、精力的に執筆活動に取り組む。 昨今、城郭ブームとともにマイナーな城郭にも関心を持つ読者が増えているように感じる。地域の歴史に関心を持っていただける一助としたい。 いきいきと臨場感をもって描かれる登場人物たちの世界にどんどん引き込まれていく、読み物として、この本は、普通に面白い! 田中博一 昭和48年島根県邑智邑南町(旧浜田藩)生まれ。 前著に「石見戦国史伝」があり、石見地方の歴史、遺跡の紹介につとめる。 島根県浜田市在住。
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しまねブータン王国物語
¥1,650
柳楽正雄(著) 四六判、並製本、264ページ ISBN978-4-86456-395-6 C0095 2021.5.31初版発刊 ブータンってどこ?から始まる国際交流の物語。 1986年に始まった島根県とブータン王国の国際交流。当時この事業の担当者に任命された著者が、国交もない国の場所すら知らないブータン王国の紙すき技術支援に県レベルで取り組むというプロジェクトリーダーに・・・。 現在でも連綿と続く、知る人ぞ知る島根県とブータン王国の国際交流の物語。 柳樂正雄 昭和18年島根県出雲市生まれ。 島根大学文理学部文科卒業。 元島根県立女子短期大学事務局長。 元島根県物産協会専務理事。 元島根県観光連盟専務理事。 元島根県国際交流青友会事務局長。 元出雲国際交流協会会長。島根県ブータン友好協会事務局長。
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最後のレッスン
¥1,980
若佐久美子(著) 四六判 220ページ 並製本 ISBN978-4-86456-394-9 C0073 2021.5.31初版発刊 バレエ関係者のみならず、スポーツ指導者や子育て世代まで、子どもの指導に悩む教育者必読の書。 ◆目 次 はじめに 私とバレエ 6 レッスンの前に話しておきたいいくつかのこと 私の病気のこと。そして「フェルデンクライス・メソッド」との出会い。 14 教えるということ 教えるということ① 32 「子どもに教える」ということ 34 生徒が頑張れるわけ 35 生徒への触り方 37 できないことを正論だけでごり押ししてはいけない 38 教えるということ② 40 問題点を見つけたら、原因はそこではないということを知ること 41 可逆的な動きを心がけること 42 共感するということ 43 努力しても上手くいかないと、嘆きたくなるとき 45 教えるということについて、さらに 46 啐啄同時 48 指導は強制であってはならない 50 指導者として本当に必要なこと 53 頑張らないこと 55 からだの動きについて 膝を伸ばすということ 58 「立つ」ということ 60 手を動かすこと(ポール・ド・ブラ)について 62 目玉と背骨の関係 64 胸はアイデンティティを司る 66 股関節を理解させるには 67 「背骨を決める」、これが先 70 滑らかな背骨をつくるためには 72 遠位と近位 74 制約 75 センターラインと5ライン 76 質の良い動き=エレガントな動き 78 巻き肩、いかり肩を直すには 80 リズム感とは 83 すべての動きは初動で決まる 84 基本的な歩き方 87 爪先の強化について 89 反り腰について 90 力を抜くということ 94 バレエレッスンに則して おしりって、何 100 バーレッスンの意味 102 アン・ドゥ・オールの始まりは爪先から 104 プリエについて 106 カンブレ、パンシェ、そしてグラン・ポール・ド・ブラへ 108 手指について 110 ルルベに立てるかな? 112 引き上げるということについて 114 フォンジュなどをするときの片足でのドゥミプリエに気をつけて 115 アラベスクのこと 118 爪先を伸ばす 120 カマ足、バナナ足、どうすれば直る? 121 カマ足、バナナ足、それに伴うО脚 123 歩き方の指導方法 124 ピルエットはどうやって回っているの? 127 パ・ドゥ・シャ、箱ジャンプとアッサンブレ 130 ジャンプの飛んで見えるダンサーと、そうでないダンサー 132 小さいジャンプも、ね 135 肩を下げるということ 137 手を伸ばして! 139 上腕骨のアン・ドゥ・オールが大切 142 リハーサルについて 144 カウントを取る練習について 146 音楽とバレエ 150 審美眼 152 踵で立つ 154 表現力 156 〝華〟を生む〝鼻〟 158 床を押して立つ=坐骨で椅子を押して座る 160 首と、胸と、目と 162 生徒たちへ宛てた手紙 6月14日(日) 164 6月15日 166 私ではない先生に習うときに 168 成長には個人差がある 169 自分の苦手なこと、得意なことに気付いていますか? 171 自分の成長が感じられなくなったとき 173 6月26日 退院したよ 175 発表会のリハーサル 177 私がバレエを始めた理由と、コロナ禍 178 私の仕事はバレエを教えること 180 芸術の意味 182 今やれること 184 5月30日(入院直後)に、生徒と保護者の方へ送った文章 186 自分を知るということ 188 フェルデンクライス・メソッドで、今の私の最も支えになっているもの 190 みんなちがって、みんないい 192 10月7日 195 発表会(2020年10月18日)を終えて 198 今後の予定 201 指導者としての私 生徒からの手紙 204 田中揚子先生のこと 207 あとがき 214 若佐久美子 6歳より田中揚子(ミチルバレエ会)のもとでバレエを始める。 1988年京都バレエ専門学校卒業。在学中、有馬龍子、安達哲治、本多恵子に師事。 平成元年より松江市で若佐久美子バレエスクール開設。 1997年から、日ロ文化交流委員会の協力の下、ロシア人ダンサーとの交流を深める。 生徒たちは、複数、後の進路をバレエに求め国内外で活動を続けている。 フェルデンクライス国際公認指導者。 「世界が生んだ石田種生の世界」実行委員会代表。 京都バレエ専門学校ボディワーク講師。 (公社)日本バレエ協会前山陰支部長。 松江市文化協会理事。
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教えて中小企業診断士「柿木ハスミは地方でもマンザイ師になれますか」
¥1,320
加藤幹久(著) 単行本(ソフトカバー):176ページ 判型:四六判(128mm×188mm) ISBN:978-4-86456-369-7 C0034 発売日:2020年12月28日 ■内容紹介 中小企業診断士が大学生の夢をマネジメント! マンザイ師を目指すハスミは、都市部への大学進学を希望していたが、金銭的事情から地元の大学へ。そこで地方に住みながらデビューを目指すことに。大学の講師で中小企業診断士の資格を持つ先生のマネジメントに従って、一歩ずつ成長するハスミ。果たして彼女は夢を叶えられるのか? 吉本総合芸能学院(NSC18期生)出身で中小企業診断士である、異色の「お笑い中小企業診断士」が書き下ろした「青春マネジメントストーリー」。「PDCA」「アンガーマネジメント」「報連相」「SDGs」「ブルーオーシャン」「マズローの欲求5段階説」「STP分析」「3C分析」など、仕事や日常生活で活用できる経営知識やノウハウを、楽しく、知らず知らずのうちに学ぶことができます。 ■著者について 加藤幹久 昭和51年生まれ、松江北高校、滋賀大学経済学部卒業。中小企業診断士、不動産鑑定士。加藤中小企業診断士事務所代表、土地のあり方研究所代表。島根県中小企業診断士協会理事、国土交通省地価公示評価員、他役職多数。持続可能な世の中を創っていきたい。
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写真集「Archaic Future ひとつながりの記憶」
¥4,400
エバレット・ケネディ・ブラウン(著) ISBN978-4-86456-366-6 C0072 A4変型判 128p 上製本 2020.11.28初版発刊 幕末時代の写真技法、湿板光画で日本を撮影し、世界に発信し続けるエバレット氏が撮る「出雲」(限定特装版)。 ◆著者について エバレット・ケネディ・ブラウン アメリカ・ワシントンD.C.生まれ。一般社団法人京都会所の代表。フォトジャーナリストとして50カ国以上を旅し、1988年から日本に定住。ブラウンズフィールド代表、EPA通信社日本支局長や東京大学先端科学技術センター客員講師を経て、日本の深層文化の面影を江戸時代の技法「湿板光画」で撮影する。作品が国内外の美術館に展示、または収蔵されている。著書『日本力』(松岡正剛氏との共著、PARCO出版)、『Japanese Samurai Fashion』(赤々舎)、『失われゆく日本』(小学館)『先祖返りの国へ 日本の身体-文化を読み解く』(晶文社)『京都派の遺伝子』(淡交社) ほか多数。文化庁長官表彰受賞。 Everett Kennedy Brown is a Kyoto based American artist, writer and director of the Kyoto Kaisho foundation. He has written numerous books in Japanese and is internationally known for his experimental approach to early photographic processes in his deeply intuitive photographic exploration of Japanese deep culture. His photographs are in the permanent collections of several major international museums. In 2013 he was awarded the Japanese Government's Cultural Affairs Agency Commissioner's Award for his activities to promote Japanese culture. 懐かしい物語のような 私たちの神はたくさんの顔をもっている。神々はその土地と深く結びついている。私たちの神はあらゆるものに宿る。私たちは「もの」が「語る」ことを、ストーリーと呼ぶ。私たちにとってストーリーは、人間ではない「もの」たちの言葉として記述されてきた。 私たちは「もの」の声を聞き分ける。たとえば、納屋にある農具たちもおしゃべりをする。からすや野鳥も、木々も、囲炉裏の灰ややかんもそれぞれの役割といのちをもっている。これは、ファンタジーではない。私たちにとって、森羅万象のすべてが自分と分けへだてることのできない、ひとつながりのいのちとして感じられてきた。 そういう時代がかつてあった、というべきかもしれない。いまも日本には、「もの」に宿るいのちを鎮魂する儀礼が多く残っているが、年々に形骸化していることは認めざるえない。 女たちは使い古した針を供養した。割れた茶わんを供養した。日々の暮らしを支えてくれる道具たちがもう使えなくなったとき、敬意と感謝をもって道具を鎮魂した。日本は鎮魂の国である。だが、それもまた、そういう時代があった、と過去形で言うべきなのかもしれない。 木を伐採する時は木の霊に切ってもよいかと尋ねる。地に家を建てる時は地鎮祭を行い神への許しを請う。私が子どもの頃……つまり、第二次世界大戦終戦から二十年後の頃の日本には、「たてまえ」と呼ばれる風習が生きており、家の棟上げをする時には家主がお金や餅をまいて近所の者たちにふるまった。 告知はなく噂として広がるこの儀式に、どこからともなく人が集まり去って行く。集い与えることが神への祈りであった。神々は気前がよく、人間の幸せを喜んでいた。生まれた土地の神は産土(うぶすな)神と呼ばれ、たとえその土地を離れても、死ぬまで守護してくれると教えられた。故郷を離れても、生まれた土地の神が見守っている。私はいまもそう感じているが、産土ということばを知っている者も少なくなった。 山林が国土の七十パーセントを占める私たちの国の地形は起伏に富み、川が多く、自然環境は厳しい。大陸に住む人々から見れば、ちっぽけな列島のわずかな平地にへばりつくように暮らし、台風や地震で年中家を壊されている私たちを不憫に思うかもしれない。 よくもまあ、あんな場所に住み続けているな、と呆れるかもしれない。 だが、私たちは台風や地震にも神の存在を感じ、荒ぶる気まぐれな神々と交渉しながら生きてきた。何千年も前から神々と我々は共存してきた。昨今、気候変動による自然災害で、もっとも大きなダメージを受けている国として日本は世界の人々に知られている。だが、この国土を捨ててどこかへ移住しようとする日本人は、いまのところ少ない。 なぜ、私たちはこの土地に住み続けているのか。 その疑問に、この写真集が答えているかもしれない。 田口ランディ
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日本トコトコッ vol3
¥1,650
深谷信介(著) A4判変形、並製本、80ページ ISBN978-4-86456-355-0 C0095 2020.9.15初版発刊 博報堂・深谷信介による地域巡業記第3集! 地域から地域へ、日本をトコトコッとあるいてその地を深くみつめる深谷氏によるエッセイの第3集。 それぞれの地域の魅力や取り組み事例を、写真を織り交ぜながら紹介します。 著者について 深谷信介(博報堂ブランドデザイン スマートx都市デザイン研究所長) メーカー・シンクタンク・外資系エージェンシーなどを経て、博報堂入社。事業戦略・新商品開発・コミュニケーション戦略等のマーケティング・コンサルティング・クリエイティブ業務や都市やまちのブランディング・イノベーションにも携わっている。 主な公的活動:総務省 地域人材ネット 外部専門家メンバー/千葉県地方創生総合戦略推進会議委員/富山県富山市政策参与、茨城県つくばみらい市・桜川市参与、鳥取県日野町参与、一般社団法人 日本シティマネージャー協会 理事ほか
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日韓の中学生が竹島(独島)問題で考えるべきこと
¥880
下條正男(著) 第4期島根県竹島問題研究会(発行) A5判、並製本、90ページ ISBN978-4-86456-340-6 C0021 2020.4.30初版発刊 「知っておくべき竹島の真実シリーズ」の第4弾 韓国の中学生から島根県の中学生に届いた手紙をもとに、韓国の独島教育の論拠を、日韓の中学生が一緒に考えることができる一冊です。
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日本トコトコッ vol2
¥1,320
深谷信介(著) A4判変形、並製本54ページ ISBN978-4-86456-340-6 C0021 2020.4.25 博報堂 深谷信介による地域巡業記vol.2 地域から地域へ、日本をトコトコッとあるいてその地を深くみつめる深谷氏によるエッセイの第2集。 博報堂ホームページ連載記事に加え、書下ろしのコラムも収録。 著者について 深谷信介(博報堂ブランドデザイン スマートx都市デザイン研究所長) メーカー・シンクタンク・外資系エージェンシーなどを経て、博報堂入社。事業戦略・新商品開発・コミュニケーション戦略等のマーケティング・コンサルティング・クリエイティブ業務や都市やまちのブランディング・イノベーションにも携わっている。 主な公的活動:総務省 地域人材ネット 外部専門家メンバー/千葉県地方創生総合戦略推進会議委員/富山県富山市政策参与、茨城県つくばみらい市・桜川市参与、鳥取県日野町参与、一般社団法人 日本シティマネージャー協会 理事ほか