新刊とおすすめの本
郷土出版のハーベスト出版は平成3年5月8日に設立いたしました。島根県松江市を拠点として、山陰・出雲のコンテンツにこだわり、地域の作家による本を出版しています。メニューの「カテゴリーから選ぶ」で本を選択してご購入ください。個人出版の本も制作いたします、ショップ内でも販売することができますのでお気軽にご相談ください。
書籍一覧(本をクリックすると買い物カゴに移動します)
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祈祷札しおり
¥110
国宝附指定 松江城天守祈祷札(松江歴史館蔵)をモチーフにした、ユニークなしおりです。 「祈祷札」は天守の完成時期が記され、松江城天守が国宝に指定される大きな決め手となりました。 ※しおりの祈祷札は、レプリカを撮影したものです ・サイズ:150×40mm
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御城印帳
¥2,750
尼子氏の居城「月山富田城」と、悲運の名将・山中鹿介が表紙の御城印帳です。中世の山城をテーマにレトロに仕上げました。 ・サイズ:H180×W120mm 蛇腹式24ページ (表面 12ポケット・裏面 和紙12面)
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松江城 全景パズル
¥1,760
【あなたなら、どこから攻める?】 松江城天守国宝10周年記念して、難攻不落の激むずパズルが誕生しました。 ドローンで撮影された松江城の全景がプリントされており、城郭の構造を手掛かりに完成を目指します。組み立てるも良し、飾るも良し。あなたの挑戦をお待ちしております! ピース数:104 完成サイズ:A4横型 難易度:★★★☆☆ ドローン撮影:杉谷篤志
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松江城 石垣パズル
¥1,760
【松江城の石垣がそのままパズルに!】 松江城天守国宝10周年記念して、難攻不落の激むずパズルが誕生しました。 全てのピースに石垣の柄がプリントされているため、難易度はSクラス!大人でも数時間を要します。「松江城」公式ホームページで紹介されている“ハート型の石垣”も探してみてください! ピース数:104 完成サイズ:A4横型 難易度:★★★★★
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松江の名工・小林如泥−その技、神の如し−
¥1,100
松平治郷(号不昧)に仕えた指物師、小林如泥。透かし彫りや厚材の扱いに優れ、その技は後世の作り手に影響を与えた。松江歴史館企画展図録。 【発行】令和7(2025)年4月 【サイズ】A4縦 総64頁 【価格】1,100円(10%税込) 【コード】ISBN978-4-86456-549-3 C0021 ↓ 試し読みはこちらから ↓ https://tprint.co.jp/wptprint/ebooks/jodei/?pNo=1 ◆もくじ◆ ごあいさつ 目次・凡例 第一章 その 技、神の如し コラム 「じょでい」か「じょてい」か 第二章 如泥の痕跡 図録掲載作品所在地 コラム 「小林如泥百年会」について 第三章 如泥の意志を継ぐ人々 作品解説・参考文献 小林家勤功書 如泥の最初期紹介文 出品目録 協力者一覧・奥付
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出雲国風土記
¥1,650
『出雲国風土記』 島根県島根県教育委員会 刊行 島根県古代文化センター 編集 ハーベスト出版 販売 定価1,650円(本体1,500円+税10%) 978-4-86456-546-2 C0021 ¥1500E 四六判、228頁、並製本 2025年3月31日発行 ↓ 試し読みはこちら ↓ https://tprint.co.jp/wptprint/ebooks/ifudoki/?pNo=1 ~ポケットサイズの『出雲国風土記』校訂本 新たな解釈や比定地も~ 島根県古代文化センターが30年以上続けてきた調査・研究成果をポケットサイズに再編集。読み下し文と注釈、原文、成立や特徴・写本などの解説や論考、索引、全体地図で構成され、長年の調査研究と精緻な校訂により得られた解釈や比定地も、多数収録。 【出雲国風土記とは】 奈良時代に完成した出雲地方の地誌で、巻首、意宇・島根・秋鹿・楯縫・出雲・神門・飯石・仁多・大原の各郡、巻末で構成されている。 国庁や郡家、郷、寺院、神社、道路に加え、山・川・島といった自然の地形や生息する動植物の情報、国引き神話をはじめとした土地に根ざした神話・伝承が多く記載されている。 当時全国で編纂された『風土記』のなかで、全国で唯一ほぼ完本として伝存しており、写本等の形で、現在200点あまりが確認されている。
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松江藩松平家 藩主と家老 -家老仕置役30家と名家老65人-
¥3,850
松江藩松平家 藩主と家老 -家老仕置役30家と名家老65人- 玉木勲 編著 定価3,850円(本体3,500円+税10%) 978-4-86456-542-4 C0021 ¥3500E A4判、314頁、並製本 2024年12月13日発行 < 概要 > 松江藩松平家の藩主と、それを支えた家老による藩政を知る決定版! 初代直政から10代定安までの藩主と、大橋家・乙部家・朝日家・三谷家・柳多家・神谷家の代々家老をはじめとした30の家老家の来歴と藩政を詳しく紹介! 第一部は、松江藩誕生や松江城築城の経緯、堀尾氏・京極氏の藩政の概要、松江藩の格式や職制などの組織について掲載 第二部は、初代直政から10代定安までの治世を、藩内外の出来事も交えて詳述。膨大な史資料から読み取った藩主ごとの来歴や藩政・組織や人事・エピソードなどを、図表なども交えて解説。著者による藩政改革の功罪等の考察も掲載 第三部は、藩主のもとで政治や軍事を司る仕置役を勤めた家老30家を取り上げ、その中でも特に功績を挙げた人物65名の活躍を紹介。 編集執筆にあたって基礎史料としたのは、歴代の松江藩の藩士約1000家について記された『松江藩列士録』。1000家の中から仕置役を務めた家老を抽出し、さらに家ごとに記された勤功を藩主ごとに整理・分類し、知行高や格式などの変遷を調べた結果、藩主がどの家老を重用したのかを読みとった。 出雲国松江藩松平家、代々家老の大橋家・乙部家・朝日家・三谷家・柳多家・神谷家の家系図も収録。 著者が10年以上かけて様々な資料を丹念に調査・整理・分類・著述した、読み物としても史資料としてもお奨めできる、必携・愛蔵の一冊です。 ▼▼ こちらから立ち読みが可能です ▼▼ https://tprint.co.jp/wptprint/ebooks/hansyuto/
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思ひ出の記
¥1,760
小泉セツが語る、夫・ヘルン(小泉八雲)と歩んだ愛おしい人生の記憶。 小泉節子(セツ)とヘルン(ラフカディオ・ハーン/小泉八雲)との13年8ヶ月にわたる結婚生活の回想記。 「思ひ出の記」の他、初翻刻となる小泉セツの手記「オヂイ様のはなし」、「幼少の頃の思い出」(池田記念美術館所蔵)を収録。 一部の旧字・旧仮名づかいを改め、新たに「注」を設けるなど、幅広い世代に読みやすい体裁となった新装版です。 『思ひ出の記』 (著)小泉節子、(監修)小泉八雲記念館 令和6年9月26日発行 本体価格:1,600円 税込価格:1,760円 978-4-86456-533-2 C0095 サイズ:118×188(B6変型判)、並製本、136ページ
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八雲立つ風土記の丘 企画展図録 「王と前方後方墳」
¥1,430
『王と前方後方墳 ~王道か、異端か。~』 島根県立八雲立つ風土記の丘(編) 定価1,430円(本体1,300円+税10%) 978-4-86456-532-5 C0021 ¥1300E A4判、40頁、並製本 2024年9月14日発行 < 概要 > 2024年は、島根県下最大級の古墳・山代二子塚が1924年12月に国史跡の指定をうけて100年を迎える記念すべき年です。 展示では、「前方後方墳」の名付け親の一人として知られる島根の考古学研究の先覚者・野津左馬之助の業績を中心としながら、前方後方墳の命名をめぐる因縁めいたエピソードを紹介。出雲地域に所在する前方後方墳や方墳に注目してその通史を追いながら、前方後円墳・円墳隆盛の時代に異彩を放った出雲の方形原理墳の特質を考えます。(八雲立つ風土記の丘HPより)
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ギリギリ公務員 福間敏
¥2,200
ギリギリ公務員 福間敏 著者 毎熊浩一(島根大学法文学部教授) ISBN978-4-86456-529-5 C0036 A5判、並製本、356ページ 発行日 2024年8月24日 「誘致の神様」と呼ばれる公務員がいた。 故郷・島根に若者の雇用の場を創出するため、役場を飛び出し、全国を東西奔走した 福間 敏。 旧斐川町役場時代に20社を超える企業誘致に携わり、地場の内発型産業振興にも尽力した。 官民問わず、なぜこれだけ多くの人が福間に魅了され、今なお語り継がれるのか。 「人たらし」の極意を学ぶ、多くのヒントがちりばめられた一冊。 また、現代に生きる若者は、そんな「福間敏」の生き方、働き方をどう捉えるのか。 大学生498名との対話から、福間を読み解いていく。 行政研究者による、唯一無二の「異人」公務員論。
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松江のスポーツ今昔
¥1,100
『松江のスポーツ今昔』 松江歴史館(編) 定価1,100円(本体1,000円+税10%) 978-4-86456-525-7 C0021 ¥1000E A4判、64頁、並製本 2024年7月10日発行 ■概要 松江体育協会創立 100 周年を記念し、松江のスポーツについて取り上げる展示図録。江戸時代のスポーツ「 武術 」の内、 特に 松江藩の「直信流柔道」や松江体協設立以降の松江のスポーツの発展、現在松江を拠点として 活躍するプロバスケットボールチーム 島根スサノオマジック などを紹介する。 ■目次 ごあいさつ 目次・凡例 序章 松江とスポーツ 関連年表 第1章 松江藩の武術 (1)松江藩の武術 (2)直信流柔道 (3)松江藩主が愛した相撲 (4)明治維新後の武術 第2章 創立100周年 松江体育協会 (1)松江スポーツ界の発展 (2)松江ゆかりのオリンピアン 第3章 現代の松江のスポーツ (1)バスケットボール (2)国民体育大会・国民スポーツ大会 出品目録
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隠岐の山城・続出雲の山城 -隠岐と出雲の山城71選と中世隠岐国の様相
¥2,200
『隠岐の山城・続出雲の山城 -隠岐と出雲の山城71選と中世隠岐国の様相』 高屋茂男(編) 定価2,200円(本体2,000円+税10%) 978-4-86456-528-8 C0021 ¥2000E A5判、400頁、並製本 2024年8月1日発行 ■概要 『出雲の山城』(2013年)『石見の山城』(2017年)続く、島根県内の山城を紹介する書籍の完結編です。 第1部「隠岐の山城」で9城跡の紹介とともに、中井均先生をはじめとする研究者の方々から「隠岐の山城 特論」をご寄稿いただきました。 第2部では既刊『出雲の山城』で紹介しきれなかった城跡を「続出雲の山城」として62城跡を紹介します。 各城跡「地理」「城史」「城の構造」「城の特徴」のテーマごとに詳しく解説し、全城跡に登城マップと縄張図を掲載、城跡訪問に活用していただけます。 ■目次 第1部 隠岐の山城 【第1章】概説 隠岐の山城 隠岐の中世城館概要 【第2章】隠岐の山城を歩く 国府尾城/勝山城/宮田城/小松城/奈森城/高尾城/稲荷山城/中村城/因屋城 【第3章】隠岐の山城研究 中世隠岐の領主(倉恒康一) 隠岐一国の城-国府尾城重要性と意義(中井 均) 中世隠岐国の荘園・公領と領主・土豪層(井上寛司) 隠岐と丹後~漂着する神仏と人々(小山元孝) 第2部 続出雲の山城 【第1章】概説 出雲の山城 隠岐の中世城館概要 【第2章】続出雲の山城を歩く 赤崎山城/天馬山城/道分城跡(鳶ヶ城)/赤屋城山城/壇原城/安田要害山城 キリガマ城(霧ヶ丸城)/上本庄城/矢作山城/稲葉城/西長江要害山城/久多美城 一崎山城/福良城/春日城/高津場番城/寺ノ奥城/土井城/星上寺・京羅木山城 平原城/七類城/加賀城/加賀要害山城/蘆山城/池平山城/高支城/廻り原城 空瀧戸城・城の内館/姉山城/二つ丸城/半分城/栗栖城/戸倉城 城平山城(高瀬城含む)/宇屋谷城/八幡山城/西ノ谷城/寄居城 陣ヶ丸城/立花城/宇山城/阿用城/諏訪城/生山城/福谷城 中野鳥屋ヶ丸/茶臼山城/穴見城/深野城/菖蒲山城/須我非山城 亀嵩城/松木山//唐墨城(烏見城)/下横田城/竹崎城/岩屋寺(+岩屋寺東城) 陣場城(+藤ヶ瀬城、藤ヶ瀬城後背遺構)/甲斐の平城(+夕景城) 武名ヶ平城(+瀬戸山城)/森脇山城/祇園山城
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毛利・織田戦争と城郭
¥3,300
『毛利・織田戦争と城郭』 高橋 成計(著) 定価3,300円(本体3,000円+税10%) 978-4-86456-527-1 C0021 ¥3000E A5判、550頁、並製本 2024年8月1日発行 ■概要 織田信長の中国攻め、天正5年(1577年)から羽柴秀吉等に命じて毛利輝元の中国地方に進攻する。西進する織田軍とそれを迎え撃つために東進する毛利軍の衝突は、足かけ6年にも及ぶ戦いとなった。天正10年6月2日、本能寺の変で織田信長が倒れ、講和するまで、両軍により築かれた多くの城郭が今でも各地に痕跡を残す。その城跡を現地踏査により明らかにし、毛利・織田戦争の実像を読み解くという壮大な試み。 2026年NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の舞台ともなる毛利織田戦争をよりよく知るための参考図書としてもご活用ください。 ■目次 総説 第1部 毛利・織田戦争の始まり 1 丹波黒井城の合戦 第2部 毛利と織田の激突 1 羽柴秀長の活躍 2 福原城合戦 3 播州上月合戦 4 高倉山城からの撤退救援の陣城 第3部 織田氏の西国出陣への地固め 1 羽柴秀吉が書写山円教寺を本拠とする 2 西播磨での戦い 3 但馬国の毛利と織田 第4部 宇喜多氏の離反と草苅氏 1 草苅氏と新免氏の合戦 2 神楽尾城の合戦 3 毛利氏に対する四ツ畝城一揆 4 草苅氏と牢人衆(元後藤氏家臣)の決起 5 高田城の向城大寺畑城の落城 6 竹内氏の離反 7 毛利氏の備前境への攻撃(辛川合戦) 第5部 織田氏の因幡国出陣と南条氏の離反 1 長水城の合戦 2 織田氏の但馬攻略と小代一揆 3 因幡国平定と鳥取城の攻略 4 鹿野城攻略と因幡荒神山城の籠城 5 南条氏の動向と吉川元春と羽柴秀吉の対峙 第6部 備中国・備前国・美作国での毛利・宇喜多の攻防 1 医王山城(祝山城)の合戦 2 岩屋城落城と宮山城・篠向城からの撤退 3 忍山城合戦 4 宇喜多直家の死と衰退 第7部 決戦 毛利対織田・備中高松城合戦 最後に ------------------------------- 高 橋 成 計 ( たかはし しげかず ) 1952年徳島県三好市出身 立正大学短期大学部卒 大阪府高槻市在住 『明智光秀を破った 丹波の赤鬼』─荻野直正と城郭(神戸新聞社出版部 2020年)、『明智光秀の城郭と合戦』(戎光祥出版 2019年)、『織豊系陣城事典』(戎光祥出版 2017年)、『織田信長の伊賀侵攻と伊賀衆の城館』(アメージング出版 2021年)、『今田町の中世城館』(兵庫県今田町教育委員会 1997年)、他に、『戦国・織豊期城郭論』(泉書院 2000年)、『舞鶴の山城』(舞鶴山城研究会 2009年)等の共著がある。
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『荒神谷発見!-出雲の弥生文化-』
¥1,650
『荒神谷発見!-出雲の弥生文化-』 島根県立古代出雲歴史博物館 発行 ハーベスト出版 販売 定価1,650円(本体1,500円+税10%) 978-4-86456-526-4 C0021 ¥1500E A4判、116頁、並製本 2024年7月12日発行 ■概要 1984年の夏、358本もの銅剣が発見され、さらに翌年、銅鐸6個・銅矛16本が出土し、全国最多の青銅器大量埋納遺跡として大きな注目を集め、古代出雲のイメージを大きく変えることとなった荒神谷遺跡。本書はこの発見から40年の節目の年に島根県立古代出雲歴史博物館で開催された展覧会の図録です。 この展覧会は島根県古代文化センターが令和3~6年度に実施した研究「島根県域における弥生社会の総合的研究」の成果から、あらためて出雲の弥生文化に焦点を当てる企画展で、島根県内の近年の発掘調査から、水田農耕や狩猟・漁労、住まいやモノ作りなど、弥生人たちの生活の実態を解き明かします。 また、出雲で玉作りが本格化し、遠く離れた九州・朝鮮半島との交流をおこなっていた様子や、争いが起こっていたことを示す資料を紹介。 さらに、まつりの道具であった青銅器の、製作から使用に関わる資料を示し、出雲の青銅器大量埋納の謎にせまります。 ■目次 プロローグ 荒神谷遺跡発見の衝撃 第1章 島根に米作りが伝わった 第2章 弥生人のくらし (1)田畑を耕す (2)狩猟と漁労 (3)住まい (4)食事 (5)様々なものづくり 第3章 出雲の交流 (1)拠点集落の玉作と交流 (2)鉄器の普及と玉作 (3)遠い地域からもたらされたもの 第4章 青銅器のまつり (1)青銅器の製作 (2)弥生人の計量技術 (3)弥生時代中期のまつり (4)弥生絵画の世界 (5)受け継がれるまつり エピローグ 弥生社会の解明へ 論考 集落動態と交易からみた出雲の弥生社会 関連遺跡地図 図版目録 出品目録 参考文献 協力者一覧
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論集 伊勢と出雲
¥2,200
伊勢神宮・出雲大社がある伊勢と出雲。 ともに国家の成り立ちにおいて重要な地域とされ、歴史的に「神々の聖地」として特別視されてきました。 こうした地域像はどのように生まれ、広まり、今日に引き継がれたのでしょうか。 このテーマを追求するため、島根県古代センターでは令和2年から令和4年度までの3年間、 「伊勢と出雲」と題した研究事業を進め、本書はその成果をまとめた論文集です。 古墳時代から明治時代に至る約1500年間を対象として、 考古資料や神話、祭祀儀礼や遷宮の記録、民俗資料や神道思想書など、様々な素材を扱う13本の論文を掲載。 【目次】 ■研究論文 ・神郡研究の現状と課題 吉松大志 ・志摩の海産物貢納と王権・伊勢神宮 ―神宮を支えた志摩の位相― 穂積裕昌 ・出雲、隠岐の海産物貢納に関連する問題 久保田一郎 ・熊野大社・杵築大社の奉斎体制 平石充 ・伊勢と出雲の祭祀構造 塩川哲朗 ・記紀における出雲と伊勢の神話的、歴史的位相について 榎村寛之 ・平安初期の出雲と神社行政 橋本剛 ・出雲の仏像・神像をめぐる「地域性」の問題 ―「神話の国」の古代彫像をどう考えるか― 濱田恒志 ・鎌倉前中期の造営遷宮と幕府 ―杵築大社を中心に― 田村亨 ・伊勢神宮と出雲大社の遷宮 藤森馨 ・杵築六ヶ村・宮内村の屋敷地の景観と荒神祭について ―十七世紀前後を中心に― 岡宏三 ・近世御師の活動からみた伊勢と出雲 松尾充晶 ・伊勢と出雲 ―浦田長民の宗教思想を中心に― 品川知彦 島根県古代文化センター研究論集第33集『論集 伊勢と出雲』 島根県古代文化センター 編 A4判、並製本278ページ 定価:2,200円(本体2,000円+税10%) ISBN978-4-86456-503-5 C0021 ¥2000E
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神々の美術-出雲の神像と神宝
¥1,100
松江歴史館企画展展示図録 出雲は数々の神話の舞台となり神々の国と言われます。実際歴史の古い神社が数多く存在し、神像や神宝の数も多く、古くから研究者に注目されています。 本展では、第1章として、出雲の寺社に遺る神像、またかつては、仏でありながら神と同様に信仰されていた仏像や鏡像・懸仏も展示します。そして第2章として、神社が大切に伝えてきた神宝を展示します。本展が、出雲の人々の神々に対する思いや信仰について考えるきっかけになれば幸いです。(ごあいさつ より) 第1章 神々のすがた -神像 第2章 神宝 令和6年4月26日発行 本体価格:1000円 税込み価格:1100円 978-4-86456-504-2 C0021 A4判、並製本、56ページ
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出雲から放言私論
¥1,760
出雲から放言私論 吉川潔 著 ハーベストブックス刊 ISBN:978-4-908420-03-0 C0095 価格:1,760円(本体1,600円+税10%) 単行本(A5判、並製本、カバー・帯付き) 210ページ ー・ー・ー・ー・ー 《出雲に暮らすジイさんの日常は、おもしろいことでいっぱい》 【祝・連載100回】 島根日日新聞(毎週水曜掲載)の連載が100回に到達! 出雲の地から発信する愉快なエッセイが本になった! 出雲市で年金生活をする69歳のジイさんが、地方紙に連載しているエッセイ100回分を1冊の書籍にまとめて出版。 日常生活の出来事で感じたこと、変化する世の中について考えたこと、または教員時代や子どもの頃の思い出話を、飾り気のない筆致でしたためた。 読んでいて思わずクスッとする、モヤモヤがスカッとする、思わずひざを打つ、なんだか気持ちがラクになる、そしてあたたかい気持ちになる――。当たり前に過ごしている日常が、実は楽しくて、おもしろいことであふれていることに気づく、毎日が愛しくなる、そんな1冊になりました。 《思わずクスッとするエピソード》 あえていつもと違う道を通ってみる「30 迷子の楽しみ」 団地に迷い込んでしまい、気まずいので知人宅を探すふりをする「38 自転車に乗って」 カバンの中からモノを取り出せないもどかしさを愚痴った「52 引き出し」 ほか 《モヤモヤがスカッとするエピソード》 増え続けるポイントカードのモヤモヤを痛快に切り捨てる「21 おトクな人生」 人工音であふれる現代社会に異を唱える「45 人工音」 ほか 《思わずひざを打つエピソード》 失われた単純作業の価値を考えてみる「53 豆を炒りながら思ったこと」 体罰が当たり前だった40年前の教員時代を思い出す「61 未開の野蛮人」 知っておどろく言葉の雑学シリーズ「13 ざっくり副詞考」「36 ムズい 形容詞考」「75 ものの数え方」など ほか 《なんだか気持ちがラクになるエピソード》 ほんとに友達は百人も必要なのか考えた「3 群れの時代」 上下関係が苦手でも良いことがあった「8 タテ型人間・ヨコ型人間」 歳を取っても知らないことの多さに驚く「72 無知の悲しさ、未知の喜び」 ほか 《あたたかい気持ちになるエピソード》 出雲暮らしの豊かさをしみじみと噛みしめる「41 ほんとうの豊かさ」 24時間営業店の苦労を思いやる「78 ちゃんと休もうよ」 自己満足が好きになる「84 我流のすすめ」 ほか
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山陰文化ライブラリー19 江戸幕府の絵図から見た初期松江城 -国絵図・城絵図・日本総図
¥1,320
山陰文化ライブラリー19 江戸幕府の絵図から見た初期松江城 ‐国絵図・城絵図・日本総図 稲田 信、小山祥子、西尾克己 著 価格:1,320円(本体1,200円+税10%) B6判、並製本、 210ページ ISBN978-4-86456-500-4 C0021 ー・ー・ー・ー・ー 幕府収納絵図から城と領国支配を考察する 藩主堀尾忠氏の病没により、新たな城下町づくり居城の築城はやや遅れたものの、慶長12年(1607)頃より着手されたと考えれられている。…(中略) しかし、新たな城下町づくりと居城の築城を行った堀尾氏は、寛永10年(1633)に堀尾忠晴が嫡子のないまま病没したことで改易となった。また、堀尾氏えお継いだ京極氏も短期間で改易となった。このため17世紀前半の初期松江城の実態については不明な点がいまだに多い。そのような中で、堀尾氏、松平氏により作成・提出された国絵図・城絵図、および幕府が編集した日本総図は、信憑性や正当性の高い公式の記録であり、初期松江城についても新しい知見を見出すことができる。 (はじめに より) 【目次】 はじめに 江戸幕府の国絵図・城絵図・日本総図と初期松江城 第1章 「正保城絵図」から見た初期松江城 第2章 幕府収納出雲国絵図に記された「古城」と近世初頭の本・支城体制について 第3章 近世出雲国の居城名称に関する一考察 -松江城はいつから「松江城」と呼ばれるようになったのか 付章 松江城築城頃の地理・歴史的環境 おわりに 巻末資料 参考文献、略年表
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『回顧録 松江市政20年』-歴史と文化、水辺を活かしたまちづくり
¥1,320
回顧録 松江市政20年 -歴史と文化、水辺を活かしたまちづくり 松浦正敬(前松江市長) 著 定価1,320円(本体1,200円+消費税120円) 四六判、並製本228ページ ISBN978-4-86456-499-1 C0031 ー・ー・ー・ー・ー 郷土松江への思いを込めて。 高い志と温かいまなざしで市政に取り組んだ20年。 市長を退任して1年ほど過ぎたころ、市史編纂関係者の方々から、回顧録を書いてみないか、というお誘いがありました。これから無為に毎日を過ごし人生の最後を迎えるのも寂しい限りだ、などと漠然と考えていたところでしたので、20年10か月の市長生活で思いつく出来事を書き残し、それが私の生き方にどんな影響を与えてくれたのかを思い返してみるのもいいかもしれない、すこしでも気持ちを充実させることができるかもしれないと考え、回顧録を書いてみようと思いました。(中略) ・・・大半が、事実の羅列ではなく、私の偽りのない思いや感情を表現したものです。したがって、感情が高ぶって、一部きつい表現になっているところもあるかと思いますが、どうかお許しをいただきたいと思います。(はじめにより) <目次> はじめに 松江市長就任 市長就任時の課題 松江・八束8町村との合併 中海・宍道湖・大山圏域市長会 行財政改革 人口減少対策 ルビーシティ松江 松江のこれからの産業 松江城天守の国宝化 松江市史編纂事業について 松江歴史館 松江市の観光 宿泊税 国際交流 原子力発電所 新体育館の建設とスサノオマジック 歴史と文化を活かしたまちづくり 市民・議会・職員 社会人50年、忘れえぬ方々 おわりに
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『砂の器』と木次線
¥1,980
『砂の器』と木次線 村田 英治(著) 四六判 並製本 322P 定価1,980円(本体1,800円+税) ISBN 978-4-86456-496-0 C0036 ¥1800E 2024年 11月 1日 第5刷発行 ------ 【BASE 限定特典】 映画『砂の器』のロケ地、ゆかりの場所を木次線の駅ごとに紹介したパンフレット「『砂の器』と木次線ガイド」を同封いたします。 編集・発行/奥出雲『砂の器』友の会 ------ あの伝説の名シーンは、いかにして生まれたのか? 日本映画屈指の名作『砂の器』公開から50年。 膨大な資料と証言から浮かび上がる、1974(昭和49)年の島根・木次線沿線ロケの実相。 風土・人・時代と作品との関わりから、ローカル鉄道と地域の記憶をつなぐ。 ↓ 試し読みはこちらから ↓ https://tprint.co.jp/wptprint/ebooks/sunano/?pNo=1 ----- 第1章 「亀嵩」はどう描かれたのか 映像の中の「亀嵩」 今西刑事編 本浦父子編 第2章 1970年代の木次線と地域 なぜ駅にそば店ができたのか 木次線 激動の歩み 「持ち直し」の時代 合理化で変わった駅の姿 第3章 なぜ「亀嵩」が舞台になったのか 松本清張と亀嵩 リアルな出雲弁の秘密 映画化までの紆余曲折 第4章 地域の記憶をつなぐ 町にロケがやってきた 役場とエキストラ 意外なつながり ヤマ場となった下久野ロケ 記憶を伝える宿 見えてきたもの その後 --- 著者:村田 英治 1965年、島根県仁多郡横田町(現・奥出雲町)に生まれる。 小学生の時、地元の木次線・八川駅で『砂の器』ロケに遭遇。 1988年、NHK入局。ディレクター、プロデューサーとして番組制作に携わる。 2022年に退職、執筆活動に取り組む。
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月山富田城尼子物語 尼子ハンドブック【増補改訂版】
¥880
月山富田城尼子物語(尼子ハンドブック) 増補改訂版 藤岡大拙 著 安来市観光協会 刊 978-4-86456-486-1 C0021 A4判 P36 中綴じ製本 2023年月10月20日発行 ー・ー・ー・ー・ー 今を去る500年余、出雲国の月山富田城を本拠に、山陰・山陽にまたがる一大勢力を築いた戦国大名尼子氏。だが、その名は意外に知られない。 尼子氏の起こりから富田城落城、そして勝久・山中鹿介率いる尼子再興軍の興亡。大内氏、毛利氏と対峙した歴史をひもとくとともに、山陰の名城と称される月山富田城遺構の解説、周辺の見どころなど、盛りだくさんの内容をコンパクトにまとめた一冊。 <目次> 尼子氏とは / 尼子・毛利系図と尼子・吉川・毛利相関図 / 尼子一族概説 / 尼子一族一覧表 / 戦国武将生存年表 / 尼子経久・晴久時代の国人領主たち / 天文年間の西国主要戦国大名勢力図 / 尼子の家臣たち / 尼子VS毛利 / 尼子・毛利関係略年表 / 月山富田城の遺構と見どころ / 月山富田城赤色立体地図と縄張図 / 富田城の防備網「尼子十旗」 / 史跡を歩く / 尼子関連書誌
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島根県立古代出雲歴史博物館 企画展 展示図録「伊勢と出雲」
¥2,200
島根県立古代出雲歴史博物館 企画展 展示図録 『伊勢と出雲』 発行:島根県立古代出雲歴史博物館 販売:ハーベスト出版 ISBN978-4-86456-485-4 C0021 A4判 162ページ 並製本 2023年10月13日 発行 ー・ー・ー・ー・ー ◆ 概 要 ◆ 島根県立古代出雲歴史博物館の展覧会図録。 「神風の伊勢」と「八雲立つ出雲」。対比的にとらえられることの多いこの二つの地域は、古代より神々の聖地とされてきました。そのような地域像には、伊勢神宮と出雲大社の存在が大きく影響しています。 伊勢神宮は、古くは天皇以外のお供えを禁じた「私幣禁断の制」が敷かれ、皇祖神を祀る至高の存在とされてきました。一方の出雲大社は、地方の神社でありながら国造出雲臣氏が宮中で祝詞を奏するなど、特異な霊力を具えた神社とされていました。 このようにまったく性格の異なる神社ではありますが、ともに朝廷・幕府や権力者の崇敬を得ながら造営・遷宮が繰り返されてきました。そして江戸時代になると、御師による布教活動によって全国に信仰が広まり、庶民にとって憧れの参詣地となっていきます。 両地域の歴史的風土に焦点を当て、伊勢神宮・出雲大社の祭儀と造営遷宮の歴史をひもとき、さらに近世の参詣文化と信仰に着目することによって、今日に引き継がれる聖地としての伊勢像・出雲像が全国に広まって行く過程を明らかにします。 ◆ もくじ ◆ 序 章 神話が語る、鎮座の由来 第一章 聖地の黎明 第二章 古代祭祀の世界 第三章 造営と遷宮 第四章 信仰と参詣文化 第五章 伊勢と出雲を結ぶ人 出品目録 図出典
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石見銀山史伝
¥1,320
『石見戦国史伝』『浜田城史伝』につづく石見国歴史小説シリーズ第3弾! 石見銀山を取り巻く歴史を著者独自の視点で紐解いていく物語、7編収録。 「新たな銭をこの信長が、な」(織田信長) -「『撰銭令』 織田信長 本能寺対談」より 群雄割拠の戦国時代、貨幣経済もまた大いに乱れていた。 永楽銭、鐚銭、丁銀、海外交易、そして石見銀山。 自らの夢を叶えるため、 戦国の世を駆けた人々の壮大な物語。 田中 博一(著) 新書判(106*173)、362ページ、並製本 ISBN978-4-86456-481-6 C0293 定価 本体1,320円(本体1,200円+消費税120円) 2023.9.30発刊 < 目 次 > 『銀峯山』 三島清右衛門 大森銀山再発見 『銭之病』 神屋 寿禎 大森銀山隆盛 『撰銭令』 織田 信長 本能寺対談 『餓エ殺(かつえごろし)』 吉川経家 鳥取城籠城戦 『琉球守』 亀井 茲矩 鳥取城攻略戦 『夢幻如』 神屋 宗湛 本能寺の変 『銀柵内』 安原 因繁(よりしげ) 大森銀山覚書 戦国時代の大森銀山は、多くの人々が関わってつくりあげたものでありますが、その後の大規模開発によってその実像が伝わりにくいものになっています。多くの名もなき人々が大森銀山を支えており、銀山を再発見した神屋寿禎も銀山の経営者、山師になったとの記録はありません。神屋寿禎にとって大森銀山の開発、経営は目的ではなく、大森銀山を手段としてさらに大きな目的に向かっていったからではないでしょうか。 世界遺産、石見銀山を訪れた際には、その壮大な夢を感じ取っていただければと思います。(本文より) < 著者プロフィール > 田中 博一 昭和48年(1973)島根県邑智郡邑南町(旧浜田藩)生まれ。 前著に『石見戦国史伝』『浜田城史伝』があり、石見地方の歴史、遺跡の紹介につとめる。島根県浜田市在住。
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「神郡 –意宇と宗像」 展示図録
¥1,430
島根県立八雲立つ風土記の丘 令和5年度 特別展 「神郡 -意宇と宗像-」展示図録 「神郡(しんぐん)」とは、律令制下において一郡すべてが神社の所領となる郡を指します。対象となった神社はおおきな力をもち、郡から徴収した租税を神社の祭祀や修繕などの費用にあてることができました。『令集解』によれば、養老7年(723)11月16日時点で全国各地に八つの神郡があったとされ、それを「八神郡」と呼びます。2023年は、文献にみえる「八神郡」の初出年から1,300年にあたります。 本特別展では、八神郡のなかでも「意宇(おう)」(島根県)と「宗像(むなかた)」(福岡県)の神郡が成立する過程について、6世紀から8世紀の資料を中心に考えます。とくに、福津市宮地嶽古墳から出土した東アジア最大級の大刀(国宝)のレプリカを中心として、九州北部にもたらされた絢爛豪華な文物をひろくご紹介します。 (島根県立八雲立つ風土記の丘 HPより) 島根県立八雲立つ風土記の丘(編) A4判、40ページ、並製本 ISBN978-4-86456-482-3 C0021 定価 1,430円(本体1,300円+消費税130円) 2023年9月16日 発刊 ◆ 概 要 ◆ < 目 次 > 3 総 説 神郡の考古学、事始め 7 図 版 意 宇 19 宗 像 36 八神郡の位置 37 出品目録 38 主要参考文献 39 協力者一覧